今日夫とドイツまで買い物に行って来ました。←車で30分なので時々買い出しに行く。
デンマークでもそうですが、ドイツのショッピングセンターもこのカーゴを使います。実は鍵がついていて、その鍵は1ユーロコインを入れて使い、カーゴを返す時は鍵を前のカーゴに差し込むと1ユーロが戻って来るという感じなので、カーゴを返却しようとしている人にそのカーゴ貸して〜と言うのは1ユーロ払って言うのが常識です。
デンマーク人がよく買い物するお店で買い物をした私達。夫が車に詰め込んで、私がカーゴを戻しに行った時の事。とあるデン人女性が私に向かって、
『ちょっと待って〜!そのカーゴいくら〜?』
とやって来ました。
『1ユーロ入ってるよ。』
と言うと、
『え?!何も入ってない?』
と言うので、
『いやいや、1ユーロ。』
と言いました。その女性は財布を開いて1ユーロを持っていないと言うので私はカーゴを戻し鍵から自分の1ユーロを取り出しました。
その女性必死でコインを探してデンの5クローナを取り出したので、
『それは大きすぎだと思うわ。』
と言いました。なので10クローナを出して来たけどそれも合わない。どのお金も合わなくて、
『どうしようー。デンのお金使えないんだー。』
とがっかりしていたので、
『じゃ5クローナ私にくれる?そうしたら1ユーロあげるよ。』
と言ったら、
『えーーー?!いいの?!ありがとう〜!!』
と言って交換しました。
1ユーロ、7,5クローナです。私が損しますけど、細かいお金なんていらないし1ユーロあげてもよかったんだけどそこは交換するというだけでお互い気分良く済むじゃないですか。お金あげるなんて恵んでいるみたいだし。
車に戻って夫に言いました。夫が私だったら同じ事したでしょ?って言うとそうだねって言っていました。2クローナ損したけど損だと思わないし。
『2クローナでその女性を幸せに出来たなら安い事。』
って言っていました。そして私も気分良くなるし一石二鳥。
ふと思ったのが、ドイツで日本人の私がデン人にデン語で話しかけられると言うのはどういう事なんでしょうね?(爆)