私は人気者らしい(笑)

今日も私はユニット3で仕事。そしてフレックス(短時間勤務)のキアステンと仕事だったのですが、凄くのんびりと時間が進む程大した忙しくなかったです。

ユニット3は身体的より精神的にしんどいユニットかもしれません。女性達が口論していたり男性入居者が少し攻撃的だったり、会話が出来ない人がいたり。でも私の独特のジョークで入居者達を笑わせたりして、とっても和やかに進んだと思っています。

キアステンがこんな事を言っていました。

『Helgaって入居者さんと話しするの凄く上手だね。みんなあなたの事が好きだって見ててわかるしみんな楽しんで笑っているから。』

私が車椅子の入居者さんと散歩(ただぐるっと回るだけ)に行くと言ったら、

『そんな事までしてあげるの?みんな時間があっても彼女の要望に付き合ってあげないから。娘さんがいつも来てるし甘やかされているってみんな言ってるのよ。』

って…。もう100歳近いのだから甘やかされていたって良いじゃないですか。娘さんが帰ったら後追いするのだから気分直しに違う事すると忘れてくれるし。

Aさんという精神病の入居者さん、苦手な職員だと部屋に入る事を禁止しています。私は全然問題ないし、いつもお互いにからかったり笑ったりしています。←彼女の介助が出来るかどうかでこのユニットで仕事が出来るか決まるような感じ?

もう1人Mさんという別の100歳近い女性は爪で引っ掻いたり蹴ったり叩いたりします。私も叩かれているけど、慣れているのもあり全然平気。彼女も私に慣れたのか、笑顔を見せてくれるし今日は夕食を持って行くと、

『あんたの分もあるのか?』

って言ってくれたのです!!普段はそんな事一切言わないのに!ちょっと感動しました。😭

Hさんという男性は毎回、

『また君に会えて嬉しいよ!』

って言ってます。←誰にでも言ってるかもしれないけど。(爆)

2日連続で夕食後にテーブルを囲んで入居者さん達とコーヒーを飲みながら会話しました。もう盛り上がる盛り上がる!認知症の人達の集まりの会話はかなり面白くてみんな爆笑していました。

言語能力を失ったCさんという男性、話をする時は、

ががががががががが〜

と言うだけ。全部理解出来ないけど、想像すれば何とかわかるようになりました。

ランプが付かないという事で怒っていたけど電球が必要で、仲間の元義父さんって事で仲間に言って電球買って来てもらいました。するとユニットが違うのに車椅子でわざわざ来て(仲間が車椅子押して)お礼言ってくれました。それから彼とは意思疎通が出来るようになったような気がします。

でもあんまりにも『がががが』と話してて声も大きいしうるさかったので、

『ちょっとCさん、静止ボタンどこにある?ここか?』

っておでこを押すと一瞬静かになったけど、その後笑ってまたががががって始まったので、

『Cさんの静止ボタン壊れてるわ。』

って言ったらみんな爆笑してた。😅

こんな事入居者に言っていいのか?って思うでしょうけど、Cさんも笑って楽しんでいました。

この静止ボタンのジョーク、実はうちの夫から頂いたもの。(笑)夫はリモコン使ってますけどね。😅

女性達のバカバカしい話にCさんが頭を指差していたので、他の女性が、

『あんた私たちの事馬鹿にしてるの?そーよ!うちらはクレイジーよ〜!!』

って面白おかしく叫んだのでみんな爆笑していました。😂

ちなみにこのクレイジーという単語はデン語ではなく南デンの方言だったのですが、私はそこがツボだった。(笑)

たまには別のユニットで仕事するのは楽しいですね。キアステンも私と仕事するの楽しいって言っています。彼女もストレスに弱いので自分のペースを確保しながら仕事しなければパニックになるのですが、私と仕事して楽しいと思えるのは良かったです。

ここ1ヶ月で3ユニット回りました。自分のユニットが一番丁寧に仕事が出来ている事は確かだけど、他のユニットで仕事する時は握手したりハグしたり(久しぶりって事で)、ちょっと会話に時間使ったりするので入居者さん達から喜ばれています。

『Helgaは人気者だね。それに優秀だし。』

ってキアステンが言っていました。優秀の意味、自分でもどれを差しているのかわかります。

このユニットにはちょっと攻撃的になる男性入居者さんがいて、女性入居者さんとカップルなのでいつも手を繋いだり抱き合ったりしています。女性の方の介助をしたくても男性が手を握っていると離す事が出来ず、殴られてしまうかもしれないのです。

キアステンは男性入居者が怖いので近寄れなかったのですが、私が、

『じゃ他の方法を考えよう。』

と言って男性入居者さんが大好きな人形を持って行きました。

『ちょっとお邪魔していいかな?ラスムス(人形)の面倒みてくれる?』

と彼に人形を渡すとすぐラスムスに気を取られて女性入居者さんの手を離したので、彼女の椅子をずらして、

『座っていると腰痛いね〜。ちょっと立とうか?』

と言って彼女の居室まで誘導しました。その間30秒程度。キアステンがビックリしていました。

『凄いテクニック!』

と言っていました。その後はキアステンが彼女の介助をしてくれたけど、二人を混乱させずに上手く引き離せた事で不穏になる事もなかったし。

でもこの男性入居者、便臭がしたのでおむつ交換したかったけどすっごい拒否。おむつ取って洗う事まではOKだったのにズボン脱がないし怒っていたので、ズボンだけ履いておむつなしでしばらく過ごし、2時間後落ち着いてからトイレに行って何とか介助出来ました!攻撃的になったからと諦めてはいけない。何度も精神状態を見て誘導するのがコツです。

このタイプの入居者さんは職員の心をはっきり読むので、ちょっとでも怖いとか嫌だなって思うと絶対非協力的になります。攻撃的になったり怒って理解力が低下している時はほっといた方がいいです。落ち着いてからまた話しかける。何度も繰り返すと意外と協力してくれます。

しょうがないなーとか、そうしなきゃいけないのか?と思うのかもしれませんね。話し方にもよると思いますが、ストレスになるような言い方すると当然入居者さんもキレますから。

私は日本でも精神的に重度なユニットにいたし、今は重度認知症に関して結構トライしたい方なので意外と上手く行きます。周囲を見るとみんなストレスでぴりぴりしているので、落ち着けよって思うけど言わない事にしますわ…。😅

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Commented by nonnon at 2018-03-18 20:38 x
helgaさん、こんばんは。
helgaさんはプロフェッショナルな仕事ができる人
なのだと思います。
もちろん、資格があることは当然ですが、それだけではなく
人を観察し、対処法を見いだすことが出来るのですから。
それって簡単なことのように思えますが、出来る人は多くないと思います。
それに、自分の仕事に誇りと自信を持っているから、それが入居者さんにも通じるのではないでしょうか。
私も、今は夫の仕事の補佐に専念しているのですが、なかなか思うようにはいきません。
が、何事も勉強と経験と思っています。
Commented by Helgashjemdk at 2018-03-19 18:03
nonnonさん、最近では仕事が楽になって来たと思っていますが、それは自分の能力がついたからだと思っています。元々日本では1人でたくさんの事をこなさなければいけなかったし、慣れているというのもありますよね。

さすがに自分のユニットにしばらくいなかったから入居者さん達に『休暇だったの?』って聞かれました。(苦笑)

ご主人の補佐として、経験は続けて行けば付いて来るし続けていくうちに機転を効かせる事も自然に身に付いて来ると思いますよ。
by Helgashjemdk | 2018-03-18 19:05 | 仕事 | Comments(2)