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虹という名のバンド

洋楽は好きだったけど、ロックが苦手だった子供時代。しかしこのバンドに出会って、

これがヘヴィメタルという部類なら私はヘヴィメタルが好きだわ!

と思ってメタルを聴き始めました。そして原点に戻るとやはり最高だと実感します。

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Rainbowです!メタルと言ってもメロディアスだしクラシックの要素がたっぷりだしキーボードも入っているし、心にじーんとくる音楽を演奏するのがRainbowだと思います。1度聴いた時から人生が変化したと感じる程の衝撃でした。

私にとってRitchie Blackmore大先生(彼はギタリストのトップだからそう呼んでいた)程エモーショナルなギターを奏でる人はいないのです。後にも先にも彼が私の人生にとって最初で最後。彼が一番です。何度ギターソロだけで泣いたでしょうか。何でこんなに素晴らしい演奏が出来るのでしょうか。ただのギターの音じゃないし、テクニックとかのレベルじゃないのです。もうね、魂が音に含まれているって感じ。

Rainbowは現在までヴォーカルが5人いますが、私の一番は3人目シンガー、Joe Lynn Turnerです!!彼の声もどかーんと来ましたねぇ。歌は上手いし、Ritchieのギターのメロディと音にピッタリ来るのです。童顔なのにちょっとハスキーで低音の声というギャップにはティーンの私が本気で惚れた程です。

Roger Gloverのベースもすごーーーく好きです!Ritchieのギターに負けない独特の個性があるのにちゃんと曲の中でアピールする部分とギターを引き立てる部分とどちらも飛び抜ける時があり、そのバランスが完璧なのです。

Dave Rosenthalのキーボードも素晴らしい。当時は知らなかったけど彼20歳でRainbowに加入していたのです!なんたってDon Aireyの後に加入ですからプレッシャーがあったかもしれませんが、個性をしっかり出していたと思います。

ドラムはとにかく変わり過ぎ。(苦笑)全体的にキレのあるタイプが多いですね。

Ronnie James Dioの時代も好きだし、Graham Bonnetも全く違っていて"Down To Earth"は大好きなアルバムです。

Rainbowは中世的でありクラシカルであり、日本では様式美と呼ばれるメロディ重視のロックというジャンルでしたがそれぞれのアルバムが違っていて(大先生の気まぐれで)賛否両論でもありましたが、私はどれも好きでした。




"Stone Cold"は当時凄く地味な曲だなーと思っていました。これ、大人になったら良さがじわじわわかる『するめ系』の曲ですね。(笑)Joe Lynnカッコ良過ぎ。💗←当時30歳、全然そんな年に見えないっ!イントロからしてカッコいい!Roger、紳士の姿でサビ歌ってる!そしてサビのベース!!最高!で、ギターソロ…。言葉で言えないっ。😭



私がRainbowを本気で好きになったきっかけの曲、"Street Of Dreams"です。今でも歌詞覚えている程。このアルバム"Bent Out Of Shape"のJoe Lynnのヴォーカルは彼の人生でもトップレベルの歌唱力だと思います。そしてベース万歳な程Roger大活躍!



"Can't Let You Go"も"Bent Out Of Shape"からの曲。Ritchieのやりたかった音楽に120%マッチしたJoe Lynnのヴォーカルスタイル。すっごく歌うのが難しい曲です。全ての楽器の音が一気に耳に入って来るのにバラバラ感が一切なく全力投球。ビデオも面白く、全ての上で完成度が高い曲です。

Rainbowに出会ったおかげで私は今でも音楽大好きな人生を送っています。Joe Lynn時代のRainbowってたった3年なんですよね。凄く中身の濃い時代だったと思います。

こんなクオリティの高いバンドって90年以降出て来ていないですよ。70年代80年代はなんだかんだ言っても音楽的には本当に真のミュージシャンしかいなかったからかもしれませんね。

by Helgashjemdk | 2018-02-01 07:28 | 音楽 | Comments(0)