ユニットのヨウム"達"

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グレーのヨウムという鳥ですが、私のユニットにはなんと2羽いるのです!!前に書いたJacobの他にPipiというヨウムもいるのです。

Jacobは20歳、オス。飼い主に噛み付く程の頑固な鳥。

Pipiは6歳程のメス。小さくて認知症で目がよく見えない飼い主に飼われている為、一度もケージから出られず、ホームに来た時はストレスで羽を引きちぎって職員達を怖がって威嚇していた。

私は鳥専門どころか、過去にインコを飼った事があるだけでほとんど鳥の事は知りませんでした。しかしJacobと仲良くなりたくて、色々調べてみたのです。鳥は犬やネコ以上に人を選ぶような気がしました。触って良いかどうかは鳥が決めますから。

Jacobは飼い主のHさんの指を血が出る程の力で噛みます。なので誰もJacobに触りません。なのに私に対しては寄って来て頭を下げたのです。

『頭撫でろって言ってるよ。』

飼い主のHさんの言葉で、恐る恐るJacobを撫でました。撫で方も良くわからなかったけど、毎回接しているとJacobはすっかり私を信用したのか、一度も噛み付く事もなく、今ではケージから出た時も全身撫で撫でしている程です。部屋から出る時は必ず『Mojn mojn』(方言でじゃーねと言う意味)と言ってくれます。

Pipiは最初私達を怖がってキーーー!!と威嚇していました。とても汚れていて、小さくて痩せていました。かわいそうに、ケージ内も汚れていて、おもちゃもありません。退屈だしおなかをすかせているし、声を出す時は威嚇の時だけでした。

飼い主の入居者さんはソファに転がっているだけ。高齢で目もほとんど見えず、自分で世話が出来ないのでボランティアの人が来てくれます。でもその人はケージ内の掃除をきちんとしてくれるわけではないので、やはりPipiのケージは汚いままです。

私はPipiに話しかけ、フルーツを上げるようにしました。少しずつ少しずつPipiの恐怖感を取り除くようにゆっくり接して来ました。

現在Pipiは私を見るとピーー!と鳴き、寄って来ます。飼い主さんと話をしている私に対して、自分の方に集中してくれと言わんばかりに声を出して自分に注目を引き付けようとします。愛情に飢えているとわかります。

今はPipiも撫でてあげる事が出来て、Pipiの好物となったクルミを毎日あげてます。Pipiは大喜び。私が去る時は行かないでと言わんばかりの声を出します。

Pipiは言葉を発しません。習っていないから。でも私が『Mojn』を教えようとした時、真剣な目で私の顔を見て同じように口を動かしていました。まだ若いからきっとすぐに覚えられるだろうけど、継続出来ないからなかなか難しいです。

Jacobに関しては他の人も触る事が出来るかもしれませんが、Pipiはかなり警戒心があるので多分飼い主さんと私だけだと思います。

Jacobは触るだけではなく、私が手を広げて『ひゅー!』と言うと一緒に羽を広げてダンスします。手を叩くと声を出して頭を動かしダンスします。一緒に遊んでくれると理解しているみたいです。

そんなJacob、本日は21時半にまだケージに戻っていませんでした!!飼い主のHさんは昨日目の手術をしたばかり。何で就寝時間にJacobがケージから出ているんだ?!

仲間のLが怒っていて、『Jacobが外に出てるからHさんが就寝しようとしないし、Jacobを戻そうともしない!』と言っていたので、私が行ってJacobをケージに戻そうとしました。しかしJacobは遊んでもらえると思って大喜び。でもケージに戻されるとわかって逃げ回り、飛び回り、挙げ句の果てにはケージの上に捕まって一切動こうとしませんでした!

Hさんがやっと立ち上がってケージを開けようとするとJacobはHさんに噛み付きました!!Jacobすっかり不機嫌!結局ケージに戻ったけど、隅っこで固まってた…。怒ってる…。大好きなクルミもいらないって態度でした。

Hさんに『駄目だよ!就寝前にJacob出したら!明日は夕食後にしてよね、そうしたらJacobと遊んであげられるし。Jacobケージに戻されたから怒ってるよ。』と言いました。HさんもJacobに負けず頑固でして…。温和だけど結構突飛な事をしてくれる…。手術した後だし自分でJacobを戻す体力ないのに…。

結局Jacobは半分怒っていたけど、最後は撫で撫でしてと催促していたので大丈夫だと思います。

明日はもうちょっと時間を作ってJacobのストレスを解消してあげなきゃ…。

って私の仕事じゃないんですけどね、ヨウムの世話と遊び相手は。😅

Jacobは可愛がられているけど、Pipiは本当に……かわいそうなので私がボランティアになってあげたいくらいです。💦

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by Helgashjemdk | 2016-04-17 07:41 | 仕事 | Comments(0)