カテゴリ:映画 / TVドラマ( 35 )

Nymphomaniac

今更ですが、暇だし時間もあったしちょっと元気だったので1人でラース・フォン・トリアー監督の"Nymphomaniac"を観ました。



この映画はポルノに近いR指定映画かもしれませんが、私はラース・フォン・トリアーの作品は比較的好きな方でして、この"ニンフォマニアック"は彼の映画の中でも上位に挙がる程の作品だと思います!!

ニンフォマニアックは色情症、主人公のジョーは色情症でありセックス中毒という表現で自分を表現はしません。この違い、そんなのわかるか?!と思う人が多いかもしれませんが、映画を観ていたら何となくわかります。

中年のセリグマンが道で倒れている女性を助け、手当の為に自宅へ連れて行く。そこでジョーの人生を8章に分けて表現していきます。ジョーは処女をジェロームに捧げ、そこから性に目覚め、たくさんの男性と経験して行く。ジェロームと再会して子供が出来てもジョーの愛欲は増すばかり。言葉の通じない黒人男性2人との絡み、SM、同性とのセックスなどを経験し、最後になぜジョーが殴られて道路で倒れていたかに話が繋がる。全ての話を聞いたセリグマンはどのような感情になったのか…。

ストーリーの半分はジョーとセリグマンの会話なので淡々としています。それにセックスシーンの半分以上はジョーの若い時代を演じたステイシー・マーティンが演じています。新人なのに凄い体当たりな演技を見せています。

ラース・フォン・トリアーの映画は俳優が結構同じ人が多く、セリグマンを演じたステラン・スカルスガルドはトリアー・ファミリーのボス(笑)ですからね!シャルロット・ゲンズブールも"アンチクライスト"の主人公だし、そのパートナーだったウィレム・デフォーもこの作品に出ています。

どうしても"ニンフォマニア"に出演したくて役を勝ち取ったシャイア・ラブーフは全裸もOK、セックスシーンは本番でやりたいと言った程、彼そのものがニンフォマニアのようで。(笑)←彼は俳優として最高だけど人としてどうなのか問題ありな感じですよね。💦

有名俳優もたくさん出ています。ジョーの父はクリスチャン・スレイター、ジョーの浮気相手の妻にユマ・サーマン、SMの調教師がジェイミー・ベル、ウエイターにウド・キアーなど。

デンマーク人俳優もたくさん出ています。電車内でジョーに迫られるイェンス・アルビヌス、ジェロームの叔父役にイェスパー・クリステンセン、ジョーの母親役にコニー・ニールセン、ジョーの遊び相手の1人にニコラス・ブロ。ニコラス・ブロは一般的に知られていないかもしれませんが、デンマークで知らない人はいないというくらい有名な俳優です。ジョーのアパートに花を持ってやって来るデブです。(笑)かなり美味しい役じゃないですか!ジョーとのHシーンは過激だし、お風呂に入れてあげてるし!

なんだかんだ言ってもラース・フォン・トリアーが映画を撮ると言えば、俳優の方が出たいと言って来るくらいなのでいつも壮大なメンバーが出演していると思います。

それにしても2部作で4時間あるので時間があって暇な時じゃないと観ようと思えませんよね。おまけに日本ならカットしていないにしてもモザイクかかっているでしょう?私は当然モザイクなどなしの状態で観たので、どうやって撮影したのかな?と思う部分がたくさんで下半身はそのまま映っていました。でもそんなにいやらしいとか思わないのは、ラース・フォン・トリアーの映画だから当然という気がしたからかも。

でも相変わらず一般受けはしないと思うので、お勧めはしません。💦 路線的には初期の頃の"奇跡の海(Breaking the Waves)"や"イディオッツ(Idioterne)"に近いと思います。

ラース・フォン・トリアーと言えば"ダンサー・イン・ザ・ダーク"だと思われますが、私はこの映画よりTVドラマの"キングダム"とか"奇跡の海"が好きですね。💗

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by Helgashjemdk | 2017-09-17 06:39 | 映画 / TVドラマ | Comments(0)

ヒッチハイクの旅で元気を貰う💗

昔電波少年というTV番組でヒッチハイクのみで世界を回るという過酷な企画があったのを知っている人はいるでしょうか?私は全部リアルタイムで観ていました!そして今療養中で退屈なので色々と探して日本の番組を観ています。そして猿岩石のユーラシア大陸横断ヒッチハイク、ドロンズの南北アメリカ大陸縦断ヒッチハイク、朋友のアフリカ・ヨーロッパ大陸縦断ヒッチハイクを全部ネットで観ました。😁

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猿岩石ユーラシア大陸横断ヒッチハイク

有吉弘行の原点でもあるヒッチハイクの旅。当時なんでこんな危ない場所で野宿したり入国出来るのか?と思ったのですが、飛行機を使っていた時もあるそうで。それをヤラセと言う人も多いけど、事件に巻き込まれたり命に関わったりすると大変ですから別に良いのでは?と思います。それでも旅は成長にもなりますからね。猿岩石の場合、色々な国で仕事をしてお金を稼いでいましたけど、良く頑張ったなと思います。

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ドロンズ南北アメリカ大陸縦断ヒッチハイク

猿岩石と違って人とのふれ合いがメインだったヒッチハイクの旅。凄く感動する内容でした。スペイン語が出来ないと旅が難しいと言われて小学校に通ってスペイン語を習って、スペイン語でコントをしてお金を稼いで、ペルーでTV出演までして…。南米だって決して安全なところではないのに、言葉を理解する努力で旅の内容もかなり変わった事でしょう。だから地元の人達とコミュニケーションが取れてより深みが出たのだと思います。アメリカでのキャンピングカーの旅も最高です。三部作の中でドロンズのヒッチハイクの旅が一番好きです。

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朋友アフリカ・ヨーロッパ大陸縦断ヒッチハイク

ヒッチハイクの内容よりもチューヤンと伊藤くんの友情に心を打つ内容でした。初対面で会話も出来ない2人がどんどん仲良くなって理解し合って旅をしていくというストーリーは面白くもあり感動もありました。チューヤンはおぼっちゃまで旅の趣旨も理解していなかったから、最初はずっとユースホステル等に泊まると言って、何も言えない伊藤くんが困っていたとか、その後伊藤くんがチューヤンに野宿をしてお金は食事に使おうと言った時にチューヤンが理解して友達だから何でも言ってくれと言ったところとか、ジーンとしました。この2人、1ヶ月後には顔つきが変わっていましたね。チューヤンは凄く強くなったし!!ちなみに私は伊藤くんの優しい人柄が大好きでした。

芸能界でTV出演して名が出ているのは有吉だけですが、彼は良い意味でも悪い意味でも芸能界向きのような気がします。だから復活出来たのかなと。

ドロンズの二人はまだお付き合いもあるようだし、伊藤くんとチューヤンも友達のようですから、友情が残っている事の方が意義があると思います。

これを観た後に色々みんなの事調べていたら、ドロンズの大島くんが母親の介護で仕事も出来ず大変だった事、そのお母様が他界された事など知りました。一度TVに出た人達はその後大変だなと思います。皆さんこれからも自分のやりたい仕事で頑張って欲しいですね。

ちなみに私も若い頃、ヒッチハイクの旅ではないけれどヨーロッパを1人旅をしました。止む追えずヒッチハイクをする羽目になった事もあります。それがあるから今でも1人でドイツくらいなら行ってしまいますね。(笑)若い時は苦労は買ってでもしろと言うけれど、本当に旅行は若い時に経験しておくと良い事が一杯だと思います。👍

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by Helgashjemdk | 2017-09-11 03:44 | 映画 / TVドラマ | Comments(0)

Rectify

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"Rectify"のシーズン4を1日で全部観ました!私、このドラマが大好きです!!日本で放送されていないので何?と思われるでしょう。このTVドラマはたくさんの人の人生をダニエルの事件とトラウマを通して描かれています。

主人公、ダニエル・ホールデンは16歳のガールフレンドハンナをレイプし殺害したとして19年間刑務所生活を送ったが、DNA分析が検察の判断と矛盾する事から控訴裁判所は元の裁判の判決を棄却、ダニエルはジョージア州のポーリーの故郷に戻る事になる。

父は死亡、母は再婚し、実妹のアマンサの他にダニエルには義父と義兄弟テディ(義父の息子)とジャレッド(義父と実母の息子)がいた。

家族はハンナを殺害した犯人がダニエルだとは思っていないが、ダニエルに気を使って生活をしてしまう。19年もの投獄生活でダニエルの時間はストップしているしPTSDもあり人とのコミュニケーションが出来ず心を閉ざした青年になっていた。母も妹も色々な意味で心に傷を追っていて、それぞれの人生が色々な形で変化していく。

いかにもアメリカの田舎という雰囲気をたっぷり表現した環境で、それぞれのキャラクターが強烈でちょっとサイケディックな雰囲気もあり、なおかつダークな面にちらっとブラックユーモアが含まれていたりで、私は大好きです。

ただ本当に『まともな人』が出て来ない事もあり、ある意味人間的なのですが決して明るい気分になれるドラマではないので、人に勧めようとは思いません。他人の気持ちの奥深いところまで知る事でキャラクターの感情に共感を持ちたいとか、人生は大変だという事を追求したいとか、そんな感性を持った人ならこのドラマを観てハマるかと思います。

俳優達は特に有名な人は出ていません。しかし驚く程皆さん演技が上手い!!主人公ダニエルを演じたAden Youngはもっと注目されても良いと思う!!彼のしゃべり方、ダニエル役にピッタリでした。👍



妹役のAbigail Spencerもいい味出してた!きれいなのに大雑把な性格で、女から見て好きになるタイプかも。でもテディの妻を演じたAdelaide Clemens、かわいいけど役柄が苦手だった…。😅 やっぱり宗教にどっぷりな人はたとえ映画でも苦手だ。(苦笑)

こんな終わり方か…と思う人が多いかもしれないけど、私は気に入りました。とにかくダニエルが幸せになれるかもという方向が見えただけでも良かったです。😊

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by Helgashjemdk | 2017-07-31 06:40 | 映画 / TVドラマ | Comments(0)

The blacklistより💗

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やっと"The Blacklist"のシーズン3を見終わりました!シーズンものってだらけて来る事が多いですが、これは面白いまま突っ走っていますーー!!!😍


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今回のシリーズ、主人公のリズ(エージェント・キーン)を演じているMegan Booneが撮影中に妊娠、出産とぶつかった事もありストーリーが一気に変わってしまいました。

それが上手く繋がったのか、とても面白いしハラハラしっぱなしです。

私はJames Spaderが大好きです。←何度も書いてるが。😅 しかしこのドラマ、カッコいい俳優が多過ぎて目の保養が一杯です。(笑)

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リズの夫役、トム・キーンを演じているRyan Eggoldです。💗 彼、初めてこのドラマで知りました。何とも優男なちょっとほわーんとしたリズの夫……と思っていましたが!!

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驚く程マッチョです!しかもトム・キーン、このドラマでかなりの重要な人です。すっごくカッコいいーー!いや、役自体は憎むべき相手でもあり、心を奪われる相手でもあり…。まともな人間なのか、サイコなのか…。本当に惹かれてしまいます。彼、演技力抜群です。ドイツ語は下手だったけど。(笑)

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前髪長髪も似合いますね。目が大きいので目力強いっ!!😍

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スーツ姿も決まってるーーー!!😍 ってか、この横の女性、誰かわかりますか?!

Famke Janssenですよ!!シーズン3のラストのエピソードからいきなり重要人物として出て来ました!カッコいいー!!私、彼女の大ファンです。😍

50歳過ぎてるのに、このスタイルにこの美貌。嫌なタイプの女を演じるのがとっても上手いし、共感出来るバックグラウンドを持っている部分をさりげなく演じる事が出来る女優の1人だと思います。

そしてトムと一緒にいるという…。また意味が深過ぎる…。

俳優って凄いな、といつも思います。だって本当に演技に吸い込まれてしまいますから!

James Spaderはずーっと昔、『演技なんて簡単。役者なんて楽な仕事。』と言っていた事があります。このレイモンド・レディントンを演じているせいなのかわかりませんが、Jamesって本当にこんな風にしゃべるんですよね。(爆)それに前置きの説明が面白い。ドラマではそれが見所の一つですけど、実は演技じゃなかったという。😅

微妙にブラックジョークが入っていて、時々笑える部分もあるシリアスな"The Blacklist"ですが、日本では評判どうでしょう??これ本当に最高です!!👍
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by Helgashjemdk | 2017-03-14 05:46 | 映画 / TVドラマ | Comments(0)

The Fall シーズン3

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ジリアン・アンダーソン主演のTVドラマ"The Fall"のシーズン3を観ました!!


何だ?!この終わり方は?!😱😱😱

これはもうストーリーを書く事が出来ません!こんな終わり方だなんて…何だかありなのかなしなのかもわかりません。

サイコな殺人者ポール・スペクターを演じているジェイミー・ドーナンはモデルから俳優になったとは思えないくらい演技が上手いです。私は彼の演技やセリフに吸い込まれてしまいました。

最終話を観た後は後味の悪さで眠れなかった程です。こんな衝撃、久々です。

ストーリーを書く事は出来ませんが、シーズン3まで観た感想だけ書きたいと思います。

ポール・スペクターは最初からサイコだったわけではありません。人間は生まれた時からサイコなわけではないのです。あの小さな手をした赤ちゃん達はみんな純粋な心を持ってこの世に誕生し生きているのです。その赤ちゃん達が成長して、いつ邪悪な心を持つのか…。

特にポール・スペクターのような性犯罪者がこの世にいる理由の一つに本人の過去の経験がバックにあります。つまり悪影響を与えた大人がいるという事です。

だからと言ってポールの犯罪を許すわけにはいきません。でも大人である以上子供達の見本になるべきと大人同士が言い合っているのは、未来の大人である今の子供達の為なのでしょう。

そしてこのドラマに出て来るステラ・ギブソンを含めた人達、みんながそれぞれ問題を抱えています。警察であろうと過去に色々な傷を受け、生きているのです。

人生とは希望がないと生きて行くのは辛いです。この"The Fall"は本当にダークな話なので切なくなりましたね…。たまにはこういうストーリーを観て考えて自分の人生を見つめ直す事も私には必要かなと思っています。

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by Helgashjemdk | 2016-11-18 09:54 | 映画 / TVドラマ | Comments(0)

Foxcatcher

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私の大好きなチャニング・テイタムの映画、"Foxcatcher"を観ました。ずっと観たかったけどDVDが高かったので、安くなるまで待ってました。😁

あ、ネタバレですから!!

アメリカで起きた実話映画。ロス五輪のレスリング金メダリスト、マーク・シュルツが大富豪ジョン・デュポンのレスリングチーム、"フォックスキャッチャー"に参加。同じく金メダリストの兄デイブ・シュルツは家族を選びマークと一緒には行けないと言う。兄に対するコンプレックスを持ちながらも兄に依存していたマークが1人でデュポンのチームに加わり、彼との関わりでレスリングどころか飲酒やドラッグに落ちていき、デュポンもまた実母への歪んだ感情、支配心などに苦しみ精神状態は不安定。結局デュポンの力ではマークを最強選手に育てられず、デイブを呼び寄せる。

デイブはすぐにマークの支えになり、今までのデュポンとマークの関係は崩れていく。マークは結果を出せず敗退。フォックスキャッチャーを去る。そしてデュポンはデイブに対して持ち続けていた感情が殺意となりデイブに拳銃を向ける事になる。

***

はっきり言って重いストーリーです!!淡々としていて、映像での山場は一切なし。80〜90年代の話ですから現在もマークやデイブの家族は生きています。細かく表現されているけど、肝心な部分(多分もっと真実は違うのではと思わせる部分)がぼかされているような気がするので、存命中の方達への配慮なのかなと思いました。なので映画としてはちょっと物足りないというか、盛り上げる部分が少なくて平坦でしたが、ストーリーと役者3人はハンパなくクオリティの高い演技で吸い込まれました。

マーク・シュルツを演じたチャニング・テイタム。元々ダンサーで身軽だけどレスラーとして完璧でした。明るい役はお手の物だけど、心理描写を言葉抜きで演じるにはまだまだだったチャニング、この映画では思いっきり『負』の空気を背負い、コンプレックスとジレンマを演技で表現していました。ビックリした!こんなに演技上手くなっていたとは!チャニングはハリウッドでも超有名セレブクラスの俳優ですが、今の演技を観るとやっと実力が追いついた感じがします。

デイブ・シュルツを演じたマーク・ラファエロ。まず外見からしてソックリにしています。彼は映画の中でも唯一まともで良い人なので、優しい温和な口調でみんなに接しています。演技だけではなく、レスリングもこなしていて、全く違和感がなかったです。彼は2年連続でアカデミー助演男優賞にノミネートされているくらいの名優なのですが、本当に演技が上手い俳優だと思います。

ジョン・デュポンを演じたスティーヴ・カレル。この映画では主演男優賞を撮って欲しかった!外見がデュポンそのものだし、普通に生活している人だけど精神状態がちょっとおかしいという、ぞっとするような空気を上手く演じていて、こういう人なのかと思わせる程完璧でした。こんな人いるいると思うけど、何か背筋が寒くなるというタイプ。でも客観的に見るとデュポンはかわいそうな人だったと思います。だけど感情移入をさせないような壁を持った負の空気を静かにまき散らしているような感じです。怖いです。こんな演技が出来る俳優なのだから、もっと評価されてもいいと思います。

映画としては★★★☆な感じですが、俳優達の演技は★5つです。とても長い映画なので時間がある方だけにお勧めです。

後味も良いとは言えないので、何度も観たいとは思えません。正直悲しい映画でした…。

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by Helgashjemdk | 2016-07-18 01:19 | 映画 / TVドラマ | Comments(0)

Almost Famousをもう一度観てみた

放題は"あの頃ペニー・レインと"です。この映画を観たのはずーっと前ですが、かなり退屈で面白いとは思えなかった。なのにまた観ようと思ったのは何か理由があったのか…。

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音楽がテーマの映画は結構好きなのですが、これは2回観てもやっぱり好きにはなれなかった!!

70年代の音楽がテーマなのはとってもいいのだけど、話がミーハー過ぎる。(^^;;;

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一番共感出来ないのが、このペニー・レイン。『私はグルーピーじゃなくてバンドエイド。』と言うけど、あんたグルーピーでしょ?!と突っ込みたくなります。ツアーバスに乗っかって、ミュージシャンのベッドの相手をして、一緒に騒いでいるのがバンドエイドなのでしょうか?こういう女が苦手な私には理解不能なわけでして、正当化しようとしているだけにしか見えません。

ペニーは最初、全然図々しい女じゃなかった。大好きなラッセルに妻がいる事を知っているし、NYに行くまでの付き合いだと理解している。バスの中でも、毎回ラッセルの隣に座っているわけでもない。でも別のバンドにビールと一緒に"売られる"状態になった時に涙を流して自殺行為をするが、ウイリアムに助けられて助かる。NYには行かないような事を言っておいて、結局来てラッセルを遠くから眺めている。奥さんにすぐ目の敵にされるが、私が何をしたの?という態度を取る。ペニー、痛い女じゃないですか…。

あー、もうこういうの嫌いなんですよ…。💦

主人公のウイリアム、何でペニーの事が好きなのかも全然わからない。仕事としてバンドに同行しているのに、ラッセルのインタビューも取れず、ホテルの部屋では毎回ペニーとHしてて訪問すら出来ず。そんな女をどうして好きになれるのだろう?

バンドエイドと言いつつ、ペニーはラッセルのみじゃん!それってやっぱりただのグルーピー……。←もういい?

もう二度と観なくてもいいです。ただこの映画、凄い人達が出ています。

ウイリアムのお母さんがFrances McDormand!!!

ウイリアムのお姉ちゃんが
Zooey Deschanel!

音楽ライターに
Philip Seymour Hoffman!!

グルーピー仲間に
Anna Paquin!!

それに
Jimmy Fallonが出ているんですよ!!!!

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こりゃーーーーわからんって!(爆)

私はJimmy FallonのTonight Showが大好きでして、しょっちゅう観ています!←デンマークで毎日放送しているので!

あぁ、きっとJimmy Fallonの姿を確認する為に観たのかもしれない。って出ているの知らなかったけど。(^^;;;

ちなみに当時のバスは本当にただのバスだったのか??と疑問。"ロックスター"に出て来るバスと大違い。10年の差は大きいなぁ。(笑)


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by Helgashjemdk | 2016-02-14 06:54 | 映画 / TVドラマ | Comments(0)

The Music Never Stopped

日本ではDVD化もされていないらしい"The Music Never Stopped"を観ました。



こんな素晴らしい映画がなぜ埋もれていたのか理解出来ません!もう大感動出来る映画なんて出会えないと思っていたけど、この映画は最高です!(ストーリーと写真を載せているのでネタバレ覚悟で読んで下さい。)

まずテーマが素晴らしい。音楽で記憶を、人生を、会話を、そして親子の絆を取り戻せるかという事!

1986年、ヘンリー&ヘレン夫婦のところに1本の電話。20年近く会っていなかった息子ガブリエルが入院、脳腫瘍で短期記憶障害になった。

ガブリエルが子供の頃、ヘンリーは自分の好きな音楽を息子に聴かせ、『この曲のタイトルと西暦は?』とクイズを出していた。ガブリエルは音楽が好きで、60年代はヒッピー世代でバンドを組みロックを演奏。父は息子の好きな音楽を認めなかったが、息子のギグを観に行った。ガブリエルが火をつけた国旗を振り回した事でヘンリーは激怒。2人は口論し、ガブリエルは家を出る。

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やっと息子が戻って来たが会話が出来ない。そこで父は音楽を通して息子を取り戻そうとする。しかし父は『自分の好きなジャンル』にこだわる。ミュージックセラピストはガブリエルの記憶を取り戻すキーは『彼の音楽』だと気付き、The Beatles、The Grateful Deadを使用する。ガブリエルは音楽を聴くと当時の自分に戻りその時だけは100%ノーマルな状態になる。

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The Grateful Deadはガブリエルが家を出るきっかけになったバンドだ。このバンドのコンサートに行きたかったガブリエルだが父のせいでコンサートに間に合わずチケットはソールドアウトだった。

父ヘンリーはガブリエルの状況を理解し、今度は自分が息子の音楽を学ぼうとする。65歳のヘンリーが20年前のロックを聴いて息子と話をする。ヘンリーは心臓が悪く、クリスマス前に倒れる。

そんな時The Grateful Deadのコンサートのチケットを無料でプレゼントするラジオ番組にベッドの中から電話をかけた。運良く繋がるが質問に答えなければいけない。しかし答えは、音楽セラピストと普通に会話をするガブリエルを初めて見た時に使用していた"Uncle John's Band"だった。即答出来たヘンリーはチケットを得る事が出来て、ガブリエルと観に行く事にするが医者に反対される。

『20年も息子を失っていた。私は65歳で病気だ。息子との会話が必要なんだ。』

そう言ってコンサートに行く事を許可された。ガブリエルとヘンリーは一緒にコンサートを楽しんだ。

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『"Pigpen"はどこにいる?』記憶が止まっているガブリエルの発言にヘンリーが『彼は死んだよ。』と言う。ガブリエルは64年から70年までの間の音楽を記憶しているが、その後に起きたジミヘンやジャニス・ジョップリンが死んだ事は知らないのだ。新しい記憶は当然頭に残らない。でもコンサートの後ガブリエルは『二度と忘れない。』と感無量、ヘンリーは最高に幸せで思い残す事はなかった。

ヘンリーのお葬式、墓地で流れる音楽は本人の希望でThe Grateful Deadの"Touch Of Grey"。それを聴きながらガブリエルは母に支えられながら涙する。帰り道、ガブリエルは母に"Touch Of Grey"の話をしながら墓地を去って行く。

***

"Touch Of Grey"は87年に発表された新曲で父と一緒に行ったコンサートで初めて聴いた曲なのです!!コンサートの最中『この曲知らない。』と言ったガブリエルにヘンリーが『きっと新しい曲だろう。』と言いつつも2人でその曲を歌ったのです。The Grateful Deadを通して父との思い出を記憶してしたガブリエル。

ストーリーに一切無駄がなく、テンポも良く、音楽の使い方が素晴らしいです。音楽がここまで人生を左右すると知らされたような映画。音楽セラピーは一般的で認知症の人達にも使用しています。忘れてはいけない事は、その人が一番聴きたい音楽を選ぶ事。

私も音楽が大好きです。しかもロック系中心です。いい年して、と思われるかもしれないけど恥ずかしいとも思いません。音楽がエネルギーになる人達はその音楽でいつでも昔に戻る事も出来る。私は自分が音楽ジャンキーの1人で良かったと思っています。(^^)

この映画は60年代の音楽の話が一杯ですが、ストーリーが本当に素晴らしいです。タイトルもThe Grateful Deadの曲からですが、映画のタイトルにピッタリです。そしてヘンリーのお葬式にかけた曲が『自分のジャンルの音楽』ではなく、息子との共通点になったThe Grateful Deadだったところがとても泣けます。

父、ヘンリーを演じたJ.K Simmonsはベテラン俳優ですが、息子ガブリエルを演じたLou Taylor Pucciは知名度が低い俳優だと思います。しかし凄い演技力!こんな難しい役なのに凄くリアルでした。

感動したのでまた時間が出来たら観たいと思います。(^^)

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by Helgashjemdk | 2016-02-02 02:41 | 映画 / TVドラマ | Comments(0)

ベトナム戦争映画代表作2本

ベトナム戦争の映画と言えば、"プラトーン"と"フルメタル・ジャケット"かなと思います。それは単に私が80年代が青春時代の人間で、どちらの映画も映画館で観たからとても印象に残っているのです。

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"プラトーン"はOliver Stone監督のベトナム戦争映画。実際に戦争経験のある監督なので、兵士達の人間関係がストーリーの中心となっています。

主人公クリスを通して、バーンズ軍曹とエリアス軍曹の確執を戦争の中に加えて表現している。大学中退して戦場を選んだクリスだが、あまりの厳しさに自分の選択を後悔する。エリアスの優しさに惹かれるが、殺しても死なないと言われるバーンズの冷酷さは戦う意味では重要でもある。

この映画を観て、誰もが感動したと思います。誰もがエリアスのような人に惹かれると思います。彼の人間的な精神を持ち続けて戦って行けるのか?割り切って人を殺しているのか?とても精神的に強い人なのだと思います。

戦争を知らない私達は、"プラトーン"のレベルでも恐怖だし一杯一杯です。O.Stone監督は観客の事を配慮したのか、アメリカ兵士達がベトナム人少女をレイプするシーンを画面に見せず表現していました。クリスが止めに入りますが、レイプをしても平気な人達の方が多かったのか、少なかったのか、実際はわかりません。

酒はともかく映画内ではエリアス含めドラッグ漬けな兵士も多かったですが、実際もそうだったのでしょう。

でもとても『美しく』表現されていると思います。なので戦争を知る意味では最低限の衝撃だけで済んだような気がします。

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しかしStanley Kubrick監督の"フルメタル・ジャケット"は全く違います。この映画、前半と後半に分かれていて、前半は主人公ジョーカーの訓練所での生活、後半はジョーカーがベトナムへ行ってからの話です。

この前半部分だけで戦争の凄さを表現していると思います!訓練所ですよ?!でも集団生活、ハートマン軍曹の鬼教官ぶりがハンパなく凄いのです。言葉使いが最低で、罵倒の毎日。デブと呼ばれたローレンスはジョーカーに面倒を見てもらっていたけど、ドジぶりが目立ちみんなに迷惑をかけ、リンチに合う。それから精神的におかしくなっていって、表情が変わって行く。

戦場に行っていないのに、戦争が人を変えるとリアルに表現しています。

後半は戦場での話ですが、前半に比べて淡々としています。しかし1回では良さがわからないと感じました。ジョーカーの発言等で彼自身もどんどん変わっていると表現されています。ただKubrick監督は『戦争』を表現したかっただけで、人間性とか心情とか抜きで本当に戦争の恐ろしさを映画にしたのです。

"プラトーン"はストーリーと心理描写が素晴らしいです。"フルメタル・ジャケット"は本当の意味で戦争を2時間で表現した映画。どちらも良い映画だと思います。

私はKubrick監督のファンで、彼の表現方法が凄く好きです。"フルメタル・ジャケット"を映画館で観た時は10代だったので、後半部分がイマイチ理解出来ていませんでしたが、大人になって観るとなるほどと思う部分が一杯ありました。

たまに昔観た映画を観るのもいいですね。😊

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by Helgashjemdk | 2016-01-31 09:02 | 映画 / TVドラマ | Comments(0)

戦場のメリークリスマスをもう一度観た

私は映画好きな方です。最近は映画館で観る事は殆どありませんが、家で映画を観る事が多いです。

小学生時代から映画館に行き、中学生から映画館で映画を観る楽しみを覚えました。そんな私が今まで観た映画で一番と言えるのが、1983年の"戦場のメリークリスマス"です。

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まだ中学生だった私。その私がこの映画を観てどう思ったか…。とにかく心を奪われたとしか言えません。YMOのファンだった私ですから、坂本龍一が映画に出るなんて感動だったし、おまけにDavid Bowieですよ!まさかBowieが大島渚監督の映画に出るなんて!それにたけしですよ!(当時はビートたけしでしたが。)音楽は勿論教授の作品。それだけで十分な程。

映画そのものですが、戦争映画でありながら戦争シーンが一つもなく、おまけに女性が1人も出て来ない。同性愛的でも性的なシーンもない。セリフと表情だけでストーリーが完成されている映画です。

実は私、初めて観た時、カネモト(ジョニー大倉)がオランダ兵デ・ヨンに何をしたのか、はっきり理解出来ていませんでした。(笑)3回目で理解しました。(^^;;;

メインの3人が俳優ではないところが挑戦でもあり大島渚監督らしいです。教授もたけしも演技下手と言われていましたが、教授はセリフが棒読み的なだけで表情は結構上手かったですよ。たけしに関しては演技下手と言っている人の感覚が理解出来ませんでした。だって凄く自然で全然演技しているって感じではなかった。それは逆に上手く役になり切れているって事だと思っていたからです。

軍律会議中、ヨノイ大尉(坂本龍一)がセリアズ(David Bowie)に惹かれるところがとても上手かった。あれは誰もがセリアズに惹かれるように上手く映像で工夫されていたと思います。セリアズの会話の仕方、"My past is my business(私の過去は私のもの)"と言い切るところ、服を脱いで背中を見せるところ。凄くセクシーです。また音楽が良かった…。その音楽と共にヨノイがセリアズに魅了されていく。あのシーンはパーフェクトです!

また、ハラ軍曹(たけし)とローレンス(トム・コンティ)の関係も良かったです。『どうしてお前は死なないんだ?』と聞くハラに『私達は恥だと思わない。生きたいし、戦いたい。』と言うローレンス。あえて死を選ぶ日本人に対し、最後まで生きる事を選ぶイギリス人。そんな2人もまた人として惹かれ合っている。

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『お茶は?ありがとう。』と1人で演技しているところ。この後タバコなんですよ。←もう覚えている。😅

Bowieは本当に美しい!!!完璧でしたよ!中学生の私にはちょっと若いお父さんくらいの年齢の差ですけど、大人の男性として本気で惹かれました。まして顔にマッチしていないあの低音の声。😍

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セリアズの命がけの説得のキスシーン。ヨノイ大尉の気持ちを上手く利用したとも言えるでしょう。

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このキスシーンは過去一番美しいキスシーンとも言われていますよね。関係ないけど帽子に星が…。Bowieを表現するマークでもあるってのに。嬉しい偶然。😍

セリアズが埋められたところにヨノイがやって来て髪を切る。何も言わずにただ眺めて敬礼し去って行く。そしてセリアズが死ぬ。戦争の場で、人間の心を失っていく中でセリアズは『心』を失わなずに最後まで生き抜いた戦士。その心をヨノイは受け継いだ事でしょう。

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英語を習ってローレンスと会話するハラ軍曹。死の前日にローレンスを呼び、『いよいよ明日です。』と言う。『ヨノイ大尉もハラさんも自分が正しいと思っていたけど、本当は誰1人正しいって事はなかった。』と言うローレンス。そしてセリアズの話をする。みんなセリアズから何かを学んだのでしょう。

『あのクリスマスの日を覚えていますか?』とハラ軍曹。酔っぱらった勢いでローレンスとセリアズを釈放した日。そして自分をファーザー・クリスマスだと言う。ハラ軍曹の、正直に言葉で言えない感情が溢れていた。

最後の最後、ローレンスを呼び止め、『メリー・クリスマス。メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス。』と言う。それがこのシーン。

私は一番最初に観た時、ハラ軍曹が死ぬ日がクリスマスなのかと思っていました。←まだ中学生だったから。

そうじゃなくてあのクリスマスの日、自分がサンタ・クロースになってローレンスを助けたから、最後に自分の気持ちをこの言葉で表しただけでしょう。

素晴らしいクリスマスだったと振り返る2人の思い出の日、今度はローレンスがファーザー・クリスマスになってハラを助ける事が出来たら…。でもそれは決して無理だとわかっていながら、"I'm ready to die"(死ぬ覚悟は出来ている)と言ったけど、それでもローレンスに、最後に言いたかったセリフはこれだったのだと思います。クリスマスを祝う意味ではないとわかっているけど、笑顔で涙を浮かべるハラ軍曹を観て涙が出ない人はいないでしょう。

現在2016年です。既に33年前の映画です。今観ても全く古さがなく映像も完璧。そして私にとってはこの映画を超える映画はもう一生出会えないと思っています。いや、いいんです。中学生の私がこの映画を自分の人生で一番と選び、その結果全くぶれていないのだから!

そして今観てもやっぱり涙が出ます…。

ちなみにこの映画で唯一Bowieの演技が下手だなーと思うところは、歌うところです。Bowieを知っているから、わざと音痴で歌うところ。ちょっと外し過ぎだろ?と思っちゃいました。(笑)わざと音程外すのも難しいでしょうね。(^^;;;

残念ながらこの映画にメイキングがないんですね。Bowieが嫌がったという話でしたけど実際どうなんでしょう。確かにメイキングがあると映画の良さが半減しますけど、戦メリはこぼれ話も少ないので今なら話せる事として知りたい程です。←語ってくれる人がたけしと教授しかいないけど。😭

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by Helgashjemdk | 2016-01-19 11:30 | 映画 / TVドラマ | Comments(2)

南デンマークで中古物件購入。遅番介護士として老人ホームで仕事しながら時々リフォームして生活しています。


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