2017年 05月 15日 ( 1 )

潮時を感じた時

週末勤務でしたが、金曜日はユニット3で、土曜日は結婚式出席の為休み、日曜日は自分のユニット1で仕事でした。仲間のLとはあと3回しか一緒に仕事出来ません。6月15日でLは退職します。

いくら退職を決めたからと言ってもLはきちんと仕事をしようと努力しています。他の人みたいに急にやる気がなくなって何もしないような人ではありません。

しかし金、土と代理と仕事をしたLはやはり忙しかったのでしょう。

ある入居者さんへの投薬を忘れていました。しかも4日連続で。

実はこの入居者さん、17時の薬が2カ所に分かれているのです。このように薬が分けられているのですが、一般的にはこれ一つで1日です。入居者さんは17時の薬が3錠あり、さらにもう抗凝固剤があります。決してスペースがないわけではないのです。なのに箱が2つあり、17時のみの薬が一つだけ箱に入っているという状態なのです。そして投薬後の記録ですが、ただ17時の投薬としてのみなので、抗凝固剤が別の薬箱にあるという事が一切書かれていないのです。
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実は私も忘れかけた事がありました。気がついて急いで投薬したけど、パーキンソンの薬と同じく同じ時間に投薬する必要があります。ビタミン剤と違って、飲まなくても何とかなる程度の薬ではありません。血が固まってしまうと心筋梗塞の恐れもあるからです。

そんな重要な薬なのになぜ別にされていて、しかも記録用紙がないのか。いくらアシスタントのLでもそこまで発見出来なかった為、4日間投薬されていませんでした。

Lはかなりのショックだったようで、その後泣いていましたし、ぼーっとしていました。

アシスタントで薬のミスだけは避けていたのに、引退する直前に起きてしまったミスに対して、自分が許せなかったのかもしれません。

私はその後他のユニットを手伝い、22時30分に戻って来ました。するとまだ1人就寝せずに共同リビングに座っていました。

Lは投薬ミスの記録を書いていました。二人で内容を確認してから私は最後の入居者さんの介助をしようとすると、Lが、

『彼は就寝する気がないって言うから介助しなかった。』

と言いました。それはそれでいいです。でも就寝介助をしないと夜勤者が来るまでほったらかしになってしまいますから誘導しようと思いました。

あっけなく部屋に戻ってくれて就寝介助出来ました。多分もう眠くなったのでしょう。

これに対してもLはショックだった様子です。Lは彼の担当なので、自分が介助出来ないという事が残念だったのだろうと思います。

でも入居者さんは重度の認知症で気持ちに波があるから嫌な時はほっとく方がいいし、何度か声かけてチャンスだと思った時に介助すればいいだけです。

ちなみに彼は私のご近所さんのお父さんでして、何となく身内な気分だから私的にはあまり介助したくないのですが、彼は私の事が気に入っているようで必ず私のところに来るので自然と介助する事が増えて来ました。彼自身が私に慣れたのならそれで良しだと思います。

Lと仕事をする事はとても楽しいし勉強にもなります。でもやはり辞めると決めた辺りから集中力と気力が減ったのだと思います。それは仕方ないし私もその時は同じ状況になるような気がします。

落ち込まないで欲しいなと思うけど、真面目なLは眠れないかもしれないと泣いていたので、何もしてあげられなかった自分も悔しいです。あと3回、一緒に楽しく仕事したいなと思います。


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by Helgashjemdk | 2017-05-15 20:03 | 仕事 | Comments(0)