やはり経験は大切
新しく入居者さんが入って来ました。クリスさん(仮名)は80代の男性、車椅子で片麻痺のため身体介助はほとんど必須です。しかし食事は自分で出来るし脳梗塞を起こしたのに記憶力はありしっかりしています。ただ言いたい事をすぐに言葉に出来ないので、何か聞かれると即答出来ず、ちょっとだけイライラしているように感じます。
そんな彼の介助、最初は全くわからないので聞くしかありません。でも聞いてすぐに覚える必要があります。同じ事を聞かないようにして、彼のペースを覚えたらスムーズに行くからです。
今日で2日目、まだ覚える事がありますが、スムーズに介助が出来たと思います。彼も私の事を信用したと感じます。
今日はフレックス(4時間のみの勤務)の人と仕事でした。彼女は私と仕事をするのは初めてでしたが、私の仕事ぶりに驚いていました。おまけに入居者達が静かな事と、みんなリラックスしている事で、
『Helgaさんってすっごく入居者達に好かれているんですね!見ててすぐにわかります!』
と言われました。😅
まぁ嫌われていないと思うし、私がいるとみんな落ち着いているというのは確かですね。👍
ちなみに新人男性職員、カーステン(本名)はクリスさんが入居した初日に勤務で、私は休みでした。
まずは入居者さんとご家族にご挨拶するように。こんにちは、私はカーステンです。遅番社員です、と言って握手するように。
そして入居者さんがどのような物を食べたか、何か出来るか出来ないか、就寝時間は何時くらいか、おむつが必要ならそれについても情報を記録し、次の人へわかりやすく書くように。
とカーステンに説明しました。彼はそんな事するのー?!と驚いていたけど、入居者さんを迎えた時は当然どんな初日だったか書くのは当然です。
しかし、カーステンは、
クリスさんはナースコールが必要だそうです。
としか書いてなかった…………。😓
その後は詳しい情報がなく、問題点のみ。5日間色んな人が来て毎回説明しなければいけないクリスさん、当然イライラするでしょうよ。
他の仲間が、
『月曜日さ、カーステンはかなりストレスだったっぽいよ。普段しゃべらないのにテンパってたからね。』
と言っていたので、記録書きする余裕はなかった様子。💦
遅番って大変なんですよ、こういう時。毎回特定の仲間と仕事出来るわけじゃないから、自分で判断して動かなきゃいけない事もあるのです。私はその点、Lと仕事して一杯学びました。なのでもう自分で何でも出来ます。
カーステンはまだ新人だからしょうがないけど、そういうのって入居者さんには関係ないですからね。カーステンにとってはかなりの試練だったと思います。来週は一緒に仕事してあげなきゃ。😅
by Helgashjemdk | 2017-03-19 09:33 | 仕事 | Comments(0)