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今年は変化の年

仕事の話です。

今年は新年早々仲間が職場を去りました。私のユニットの遅番仲間です。一緒に仕事する事は少なかったし、かなりストレスを貯めて仕事をする人だったので周囲はほっとしていると思います。でも私は別に嫌いではなかったのです、彼女の事。彼女は私の苦手なKとずっと仲良くしてて最終的には不仲になり、そのまま口も利かなくなり仕事も一緒にしないように避けて最後を迎えました。

そういう別れ方をしたくなかったので、彼女の最後の出勤日にお花を持って行きました。

本当はみんなでお金を集めて仲間を送るのだけど、Kが集めたくないと言ったので誰もしませんでした。でも彼女はここを去る事を喜んでいました。悲しいけれど応援したいと思います。

そして新しい仲間が入って来ますが、その人は今代理で仕事している50代の男性です。去年資格を取ったばかりの新人です。

そう聞くと何かあったのか?と思いますよね。50過ぎてこの仕事ですから。彼はIT関係で仕事してて金銭的には問題なかったけど、お年寄りのお世話をするこの介護職にずっと就きたいと思っていたそうです。そしてもう人生も半分終わって、自分の夢を叶えずに終わるのが嫌だったので、お金になる仕事を辞めて介護を選んだという事。

素敵な話なのですが、夢がある人って1人に対する介助が丁寧過ぎて、全体の仕事が終わらないんですよ!社員になったのなら、全体を見なければいけません。そういう事も教えなきゃいけないし、色々大変です。とりあえず素直に聞いてくれるといいんだけど。年上の男性であっても、私の方が経験者でベテランですからね。

私が週末勤務で一緒に仕事をしている仲間のLは今年で定年を迎え、夏に引退です。デンマークでは62歳で早期退職が出来ます。(現在が62歳なだけで、どんどん伸びて行く)

Lと私は仕事のやり方も考え方も意見が一緒でやりやすかった。Lは20年来のベテランなのでとにかく仕事が出来るし介護も上手だし一緒に仕事して私も凄く成長しました。

で、ふと思ったのです。もうL以上の仲間には巡り会えないだろうと。だったらもう誰と仕事しても同じかなと。そしてもう後から入って来る人は新人ばかり(給料が安いから)なので最初から仕事が出来る人はいません。育てて行かなければいけないのは私の立場であって、ただ黙って仕事して仲間に同じレベルを期待してはいけないと悟りました。

頭の中で色々な事が巡っていますけど、とりあえず一つ一つこなしていこうと思います。


by Helgashjemdk | 2017-02-02 06:38 | 仕事 | Comments(0)